目を閉じて思い出すのは、真っ直ぐな眼差しでうたうはなちゃんの瞳。
羊毛とおはなのデビューから4年間、関西・中四国エリア担当として、ツアーをはじめ、たくさんの時間を共に過ごしました。
一緒にいると、まぁいろんな事があるもので、そのどれもが珍事というか、ツッコミたくなるような出来事の数々。けど最終的にはいつもいい感じにま とまっているからすごい。
天真爛漫で奇想天外。その全ては奥に秘めた情熱や努力を、うたに込めるためのこと。そうやって紡ぎだされた音符のひとつひとつに、はなちゃんのうたに対する愛を感じて、気がつけばみんなを幸せの中に巻き込んでくれていたように思います。
同世代だったこともあり、女同士の秘密の話もたくさんしました。気遣いがあって乙女で心配性のはなちゃん、天国へ旅立ってからも、いろいろとプラ ンを立てていたというのも、何だか頷けます。
その優しさのおかげで、羊毛とおはなの音楽を聴けば、いつでも、どこにいてもあの日のライブがよみがえる。
やさしいうたをありがとう。
これからもずっと大好きです。
元大阪LD&Kスタッフ 西岡美恵